みなさま、こんばんはイッシぃ~☆デス。
巷では「詐欺」の話が絶えませんが
自分には関係の無い話。「情弱」※の話でしょうがーッ!!
俺が引っ掛かる訳ねーぇつつの!!
※情弱・・・情報弱者。
まっ、ネタとしてはメシウマか。
と、無関心な方も多いかと思います。
私もそんな一人でした。
・・・そう、今日の昼までは。
突然クレジット会社からの電話
昼下がりも14:40頃、段々と業務への集中力を欠くなか
身に覚えのない連絡先から
スマホに着信があった。
ったく、業務中に掛けてくるんじゃねぇーよ
無視、無視と毎度の様に着信拒否するハズが
その時の私の直感はそうさせなかった。
はい、もしもし。
あぁ~くっそ面倒、電話に出つつも
「結構です」または「今仕事中なんで」の2パターンを即答する心構えは万全だった。
電話の先には、丁寧な「デキる感」溢れる
カスタマーサポート的な男性の声が語り掛けてきた。
お忙しいところすみません。
私、ヤフークレジットサービスの案内をしております〇〇〇です。
む、ムムム・・・、カード持ってるし
ただの勧誘じゃ なさそうだぞ???
はい?お世話になっております。
お客様の購入に関する本人確認をお願いさせて戴きたいのですが。
本日何か購入されましたか?
????
いえ、特に何も購入していませんが。
????
何の話だ???
カードの有効期限切れの事か?
実は、本日先ほど
お客様が色々なネットショップで何点かのお買い物をされてた様で
¥2,100が1点、¥8,500が1点、¥4,200が1点・・・その他
合計が¥45,000の請求となっております。
・・・・。
・・・・・・・・。
フぁッ!!!!!?????
えぇ・・・とぉ、今日ですよね?
ハイ、本日つい先ほどです。
不正に使用されている可能性がありますので
お客さまへの確認になります。
最近、ちょくちょくは使っていますが
今日は使っていませんけど・・・。
はい、では使用されていないということですね。
それでは、ただいまよりカードを凍結させて頂きますので
登録情報の確認を取らせて頂きますね。
電話の着地
その後、電話でのやり取りで
住所や勤め先なの登録情報の変更有無など確認が行われ
現カードは「紙くず化」していただき、後日NEWカードを書き留めにて
郵送してもらうことになった。
なお、決済の明細は暫くの間記載されてしまうことや
カードを更新することで
当カードで支払いに設定している引き落とし情報の
更新もお願いしますとのことだった。
ご案内は以上になりますが
何かご質問などございますか?
おぉ、神よ!!ほんとぉにだずがりました。
とりわけ、当クレジットカードの「決済」は
ストップを掛けて戴いている様で
助かったかの様に思えるが、後から知らぬところから
意味不明な請求が来るのではないかと「モヤモヤ」が残った。
事の発端
何故、急にこの様な電話が来たのだろか?
一つだけ思い当たる節があった。
たった「1通のショートメールの案内」に他ならないであろう。
巧妙なトリック
時は遡ること3時間ほど前。
昼休み、昼寝時間を確保すべく
株情報を見ながら押し込む様に
食事を摂っているいると
アップルウォッチに通知音が鳴った気がした。
スマホに目をやると珍しくショートメールが来ていた。
あぁー何コレうぜぇ~?
最近、こーゆーの多いんだよなぁ~・・・メンド。
無視しても良かったのであるが
このブログを立ち上げたコンセプトの一つである
メンドーなこと程、先送りしない!に相反するという
妙な正義感に駆られ、クリックして確認することにしてみた。
リンク先はこの様な「アマゾン」の画面が現れた。
アドレス表示が「online」???
と少し「違和感」を覚えるも
今は、貴重な昼休みの時間である。
俺はこういった
ログインの際に一旦登録した情報を
度々入力させられることが
死ぬほど嫌いだ。
が、表示画面は「Amazon」そのものだし
必要な事は、放っておいても永遠に
解決しないし
ちゃっちゃと入力して早く終わらせるゾと
情報入力を完了させたのだった。
この時、住所はもちろん
クレジットカード番号とPIN(セキュリティーコード)
も惜しみ気もなく入力し
送信ポチっとなーと達成感に包まれていた。
泣きっ面に蜂
捕捉として
この提示された入力フォームは「欠陥」だらけで
郵便番号や電話番号入力時に
オート変換の様な機能が作動し
まともに入力できなかったが
メモ帳に全桁入力し、コピー&ペーストで
やっと入力できたという劣化ぷり。
いつもなら、ブチ切れて放置がデフォなのに・・・。
この面倒な操作で貴重な25分が失われた。
早い話、詐欺相手が作成した古代文で書かれた契約書を前に
辞書を持ち出し、解読作業(苦痛)をさせられたうえ
まんまと契約させられている事に全く気付かない
有り難~い「カモ」である。
そんな事ないもん。
ネギなんか背負ってないんだから。
思い込みのダメ押し
では、何故
自称、詐欺に引っ掛かる訳がないと思っていた自分が
こうもアッサリと釣られてしまったかを語らせてくれ。
①ETCカードの期限切れ
先々月ぐらいの話であるが
初めてETCを通過できなかったことがある。
いわゆるETCカードの期限が切れていたのである。
超久々に高速降り口の料金所で手払いコーナーに
ピットインしたのは新鮮だった。
まぁ、マイクのアナウンスのお姉さんの声が可愛かったから許す。
先ず、ここでカード類の期限があることを再認識する。
②クレジットカード更新
同じ先々月ぐらいであったか
定かではないが、一枚のカードが
使用期限を迎え、更新を行った。
この様に、俺の脳内には
ETCやクレジットカードの更新時期が
来ているんだな。
そのうち他のカードも色々更新時期を迎えるかもな
っと、心の準備フラグが立っていたのである。
Amazonアプリ内の案内
丁度、年末頃の話であるが
Amazonアプリで買い物をしていると
この表示が出ている方は
登録情報の更新が必要です。
今すぐ内容を確認して下さいという
案内文が表示されていた。
確かに、複数の登録クレジットカードの内
情報更新しないと使えないものがあったのは
記憶しているところである。
ちなみにアプリからアクセスするサイトは
よほどスマホがウイルスに侵されていない限り
「本家本物」のサイトのハズである。
その本家本物で「更新してネ」の案内が
あれば、確かに情報更新が必要なものが
あったのだろうと推定される。
ここで更に脳内の刷り込みが強化されてしまった。
④プライム会員の文面
もう一度案内文を表示する。
あ、ハイ。
俺はAmazonプライム会員です。
更新ですか?
面倒だけど、会員は継続したいし。
支払い方法に問題???
あー、クレジットカードの期限が切れて
支払いが滞ってるのか?
と極々自然な解釈として
受け止めてしまったのである。
先入観はもろ刃の剣
さて、ここで俺が詐欺のカモとなった
道のりを整理してみよう。
何も事前情報が無い状態で
突然、ショートメールで案内が来ていたら
どうだったろーか?
胡散臭い事この上なし★
→フツーは登録メールで
更新の理由がうんたらかんたらと
長文で案内が来るでしょ~が!?
そして
Amazon.online.って
online??? こんなのあったか?
という「気付きのヒント」があったのだが
「慌てていた」ことと、
「過去の経験や刷り込み」と言う
「先入観」が
いとも簡単に警鐘を鳴らすインテリジェンスを
かき消してしまったのである。
もぉ、「完敗」認めるよ。
我ガ秘奥義
詐欺ッって美味しいの?
が効かぬ相手がおるとはッ!
あぁ、恐ろしや先入観。
ひょっとすると
¥45,000その他不正に使用された「請求」に
応じることになるかも知れないが
「リアルな教訓」としての教材費として
納得している。
そして、この記事が書ける喜びがある自分に
少しの成長を感じたのであった。
お伝えしたい教訓
はい、皆様ここまでご覧いただきまして
ありがとうございました。
最後に、私なりに「詐欺」の手法として多い
と感じるパターンを説明させて頂きます。
必要に迫られない限り、クリックや「情報入力」は厳禁。
自発的に誘導させる手法が多いと思います。
今回の私のパターンも、別に放置しても良かったハズ。
更新系など本当に自分から情報を更新または再入力する必要が
あるのか疑ってみるといいでしょうね。
案内文書の出どころは「本家本物」か?
「詐欺集団」の常套手段として
主に数打てば当たる的な、誰にでも
ありそーなことや当てはまりそうな事を
餌に選んできます。
今回のケースでは、非常に完成度の高いサイトページを
入り口として獲物を待つという罠タイプでした。
入り口は誰が準備したものか?タイミングは妥当か?
を判断していく必要があります。
まとめ
昨今においては、詐欺の手法も目まぐるしく
レベルアップされてきているので
常に「自分は大丈夫」と慢心しないことが
一番大切だと思います。
特に知識レベルが高い方ほど
そういった事に陥りやすいかと思いますので
どうかお気を付け願いたいところです。
私のリアル体験が少しでも皆さまのお役に立つ事を
切に願っております。
では、では。
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