DIY体験談 スケボーランプ作り 苦労した事とその対策について

スケボー
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どもイッシぃ~です。

お金さえ出せば、大抵のモノが揃う豊かで便利な時代となりましたが、「無駄なく」「合理的」「効率的」に製作することが、DIYの醍醐味だと思います。

DIYは、本当に楽しいのですが・・・大変な事も多いです。

スケボーランプ作りで《苦労した事とその対策》について体験談をもとに記事を作成しました。

■読んで欲しい方

これから初めてスケボーランプを製作しようと考えている方。
大掛かりなDIYにはじめて挑戦するので、おおまかな作業の注意点を知りたい方。
スケボーランプを製作するうえでの苦労話やノウハウを知りたい方。

実際にやってみないと判らないコトは、意外と多いのでご覧頂いて損はないかと思います。

■この記事を読んでわかること

✅ スケボーランプを実際に製作して判った苦労した事
✅ 1人では苦労する作業をクリアする簡単な方法
✅ 屋外で行うDIYに共通する注意点と4つの対策

それでは最後までお付き合い宜しくお願いします。

作業を始めて苦労したこと

1人でやりにくい作業が多い
天候に苦しめられた、蚊がウザい、腰痛に注意

私が1番苦労したのは、全て「一人」で製作したので、やりにくい作業が多かったことです。スケボーランプの製作は、かなり大掛かりな作業となります。また、必然的に屋外作業がメインとなり屋外ならではの苦労などについても解説したいと思います。

1人でやりにくい作業が多い

■1人作業がやりにくいと感じた工程は大きく2つあります。

①柱を渡して両端を固定する時

何が厳しいかと言いますと・・・

グラビティ―  ・・・重力です。

柱は滑走面の基礎となりますので、設置角度をいい加減にすると後から貼り合わせるボードに歪みが生じます。

なので曲面の接線に対し、垂直になる様に固定したいところです。

が、いくら設計上の理想で「位置決め」していても柱の長さは1800mmと両手で届くものではありません。せめて片側だけでも、ソコソコの位置で固定できたらいいのですが・・・

手を離したとたんに重力のおかげで位置が狂ってしまいます。

■対策(仮固定用の当てモノ処理)

かなり面倒でしたが、仮固定をする為の台座をメインボードに張り付けて柱が動かない様にしました。

で、柱の固定は1本につき以下の4つの手順で微調整しながら行いました(超絶メンドウでした)

①当てモノの無い方の柱を1カ所だけビス止め
②当てモノ側も1カ所だけ仮固定
③当てモノの無い方の柱を本固定(ビス2カ所共に)
④当てモノ側も本固定(ビス2カ所共に)

柱を前後2本ぐらい固定すると、メインボードがしっかりと自立する様になり、かつ柱もスカスカに動くこともなくなってきますので、最初の1本を固定するまでが勝負ですね。

??? む、むしろ 柱の角度を気にしないで先に1本適当に固定すれば良かったかも・・・と今思ってます。

②曲面にパネルを貼り合わせる時

骨組みだけだった基盤に曲面にパネルを貼ると一気に「進捗」を感じる気持ちのいい工程ですが、1人作業でやろうとすると、取っ掛かりの難易度がメチャクチャ高いです。

パネルの最上部の直線で固定さえしてしまえば「勝利」した様なものですが

「勝利」は、そう簡単に手中に収めることはできません。

ここでもまた、行く手を「重力」によって阻まれます。

パネルは900x1800の基本サイズのモノを使用していたので、設計上余尺分があるので、ザックリとした仮固定で位置決めする方法もあったのですが、パネルの向きが歪んだり後からカットする手間を天秤にかけ、初っ端からバシッと固定したいという判断に至りました。

パネルの固定には、「基礎ブロック」をタ段重ねすることで試みたのですが・・・

結論としては、イマイチ踏ん張りが悪く、基礎ブロックの倒壊劇場を開催してしまいました。

対策(仮固定用の当てモノ処理)

固定力不足に悩んだ私は、ブロックのせき止めに加え、先ほどの手法と同じ「当てモノ」によるベニヤ板の位置ずれ防止の補強を施しました。

効果の程はバッチリで、無事パネルの上部の固定を終えることができたワケですが・・・

このパネルの固定作業は1ユニットにつき2枚x2層の4枚、2ユニット作ったので8回と非常に面倒&苦戦した工程になります。

私の場合、ベニヤのパネルとパネルの間に【緩衝&防音】用のパネルを組み入れたので、実質は4層構造としました。

一番下と上からニ番目のパネルは消音&緩衝パネル

4層ともなると、曲面の直径に変化が出てきますので結果としてパネルの余尺分が変わってきます。

札束を曲げた時に先端の長さが変わってくるイメージですね。

と、とにもかくにも 初期設計通りにいかない事が多く、結局パネルの貼り合わせ後に面合わせのカットをしたりと・・・。

トリマーを使って、パネルの余り分をカット

捕捉までに、ベニヤ板は厚みは6mm以下が限界かと思います。私は5.5mmを用いましたが、曲げるのは簡単じゃないです。

1人作業は2人作業の4倍大変

2人作業を1人で行う為のノウハウとして、一番効果があるのは「仮固定」を施しておくこと。コレに尽きるかと思います。

ただ、極力不要な穴を開けたくないという想いと、仮固定に使用するパーツの「取り付けと取り外し」が億劫なんですね。

判った事として、2人作業の1時間は、1人作業の4時間分に相当するぐらい効率性が変わってくるんだと・・・「ちょっとソコ押さえて」「コレ持ってって」をして貰えるだけで全く作業性が違います。人手を借りられる場合は、無理しないで協力してもらうのが一番いいですね。

屋外DIYで気を付けるべき4つの事

その他の内容についても触れてみたいと思います。とは言っても、だいたいのDIYには共通する話かと思いますので、今更的なこともお許し下さい。

製作を行う時期を考えましょう

スケボーランプは、それなりに巨大な製作物になるので2つのポイントに気をつけるべきかと思います。

 製作時期は秋~春がお勧め

私は製作開始を6月後半ごろから開始しました。

コロナ禍で「マスク着用」&梅雨時の高湿&高温で、それだけで体力がモガレてしまいました。一つ一つが大きなパーツなので、加工・運搬で普通に体力を使いますので、高温多湿な環境下では更に厳しさが増します。

私の場合、製作期間は2ヶ月程か掛かりました。

なので仮に製作所要期間を2ヶ月とした場合、降雪が少ない地域でしたら9月から3月までに製作を開始すると作業が楽になるかと思います。作業をする季節は春と秋が理想という事ですね。

天候は要注意

スケボーランプの製作では、作業場と設置場の「屋根」の有無についても考えておく必要があります。

スケボーランプの資材の殆どは木材です。木材は水分を吸ってしまうので「雨」に当てるのは避けたいところです。

急に雨が降ってきて軒下に資材を移動させたり、既に外で組み込んだ未完成ユニットに雨養生(雨に当たらない様にシートを被せる)などの苦労が多々ありました。

天候ばかりは、人力でなんとかなるものではないので・・・

降雨・降雪への対応としては、以下3つのポイントを意識しておくと良いかと思います。

①作業前日に天気予報を充分に確認しておく
②資材を一気に設置場に持ち込まない
③防水シートなどを敷設しておく

①作業前日に天気予報を充分に確認しておく

1日中雨降りなら諦めがつきますが、晴れ間があれば作業を進めようとハヤル気持ちを抑えきれずに目の前の作業に着手してしまうと天気の急変に対応しきれなくなります。

また単に雨が降るかどうかだけでなく、夏場であれば朝夕の涼しい時間帯に限定するなどして熱中症にも配慮しておきたいところです。

②資材を一気に設置場に持ち込まない

設置場に持ち込む前に、できるだけ屋根下ある場所で加工を進めておくのが吉です。

もちろん、1つ1つのパーツが大きく重いのでユニットが大きくなると持ち運びが出来なくなってしまいますので難しいところですが。

設置場でのユニット組み立ては、「天板の貼り合わせ」を早く終わらせると「雨対策」が楽になりますので、ダラダラと設置場の作業を増やさない様に戦略的に考えておきたいですね。

③防水シートなどを敷設しておく

最初から雨が降ってくることを想定しておきましょう。

雨が降り出してから慌てて、シートを探してたりするとその間に結構濡れてたりするんですね。

設置場には「最初から」防水シートや、水を吸わないボードやカバーなどを準備しておくと安心です更には、シートであれば片側を紐を使ってどこかに括り付けておくことをお勧めします。

なぜなら、シートも小さいサイズなら被せるのは簡単ですが、大きなユニットに被せるとなると「中央」の位置感覚がなかなか掴めないうえに、引っ張り過ぎて位置が狂うことも多々あるからです。

片側が固定してあれば、テンションを少し掛けるぐらいで均等な位置取りでシートを被せることができますので、ワンタッチで対応できるとイイ事づくめですよ。

虫対策

屋外の作業で、厳しかったのが「蚊」「ブヨ」などです。

長さを測ったり、マーキングや穴あけなど精密作業をする時に限って蚊が邪魔をします。いや、寧ろソコを狙ってるんでしょうがw

で対策なのですが・・・スミマセン。

アリキタリで「蚊取り線香」を5箇所ほど設置しました。

作業エリアをくまなくカバーする様に風上に置くことを意識したことに加え、「屋外用」タイプを使っていました。通常タイプは緑色ですが、ピンク色でバラ?の香り付けがあまり好みではありませんでした。

通常タイプと屋外タイプの違いはよく判りませんが、一応香り付けが強いのかな?といった体感でした。蚊取り線香は着火しにくいので「ガスバーナー」でガッツリ炙って着火させるのが爽快です。

蚊取り線香以外では、「長袖」の服を着るですね。とにかく肌を露出させないことは重要です。

夏場は厳しいのですが、木材には結構色々な怖い虫が潜んでいたりします。

ムカデとかゲジゲジに出くわすこともありますし、「海外のアリ」なども直接手に触れない様にラバー処理がされた手袋の着用をお勧めします。

腰への負担

先ずは、作業環境の前提のお話をさせて下さい。

作業面の高さは腰の高さより高い位置となる様に「作業台の高さ」を調整したり、資材を置くのにブロックを使って高さを確保するなど極力、腰を曲げないで作業ができる作業環境の整備が効果的です。

とは言っても、実際に腰を曲げないと作業が進まない場面が多いですよね?

なので、次のことを強く意識して頂ければと思います。

モノを持ち上げる際は、背筋を伸ばしてしゃがみ、足の力を使って持ち上げましょう!!

前のめりになってモノを持ち上げるのは厳禁です。

一度でも「ギックリ腰」を経験している方。マジで気を付けてください!!

私は過去のある出来事ギックリ腰をやっていまして、それ以降、結構クセになっています。特に重いモノを持ち上げていなくても急にピッっきィ~ンッ~!!と腰に激痛が走ったりします。

ここで少し過去の体験談を。

チェンソーアートを始めたころ、彫刻の材料として丸太を調達しにいった時のこと。
60kgぐらいの横たわった丸太を持ち上げようと、一気に力を入れたら腰に激痛が走り10分ほど全く動けなくなりました。4日ほど激痛が続くも徐々に回復してゆきました。
数か月後の冬場。
歯磨きをしている時に、軽く咳をした瞬間・・・アノ激痛が再び腰を襲いました。
激痛は5時間ほど続き、我慢の限界を超えた明け方に救急車を呼び、5日ほど入院しました。この時の激痛は※人生最強で、うめき声をあげ続けながらイモムシの様に地を這いながらスマホまでの道のり長さに気が遠くなったことを鮮明に覚えています。
(※この激痛から解放されるなら死んでもいい・・・むしろ・・・と本気で願いました)

ギックリ腰は、すごく再発性が高い症状だと感じます。

特に寒い時期や、変な姿勢で寝てしまったり、腰への負担が大きい作業を長時間したりすると・・・日常生活にはない痛みの違和感を感じる予告症状が出てきます。

こうなってくると、ギックリ腰のトリガーは「軽く咳をした」だけでも発動する待機状態であることが濃厚なので要注意です。

この場合は、重労働はもってのほかですが、普段からの心掛けとして、重いモノの持ち上げ方、適度な休憩、に加え熱めのお風呂やマッサージなど腰を労わるケアを意識することが重要だと思います。

捕捉までに、腰サポーターは巻き方が悪いと逆効果になる場合があります。着用する場合は、腰の位置からズレたら面倒でもまき直して正しく着用しましょう。

まとめ

DIYの楽しさもケガや事故を起こしてしまうと台無しになります。

労災の主要な要因は、不注意や慢心が多くを占めます。

安全に楽に作業を進めるうえでも、段取り可能な限りしておいたり、時には誰かに助けてもらうなど「無茶しやがって・・・」とならない工夫をしたいものですね。

少しでも私の体験談がお役に立てれば幸いです。

引き続き関連記事をアップしていく予定ですので宜しくお願いします。

それではまた★

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イッシぃ~
自身の体験談を基に「価値ある情報、楽しみに繋がること」を発信し、少しでも皆様の生活のお役に立ちたいと考えています。 思ったことを実現する力「行動」のキッカケになれれば幸いです。 そろそろ尖った人生へ乗り換え準備中♨♨♨

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