尖り度:★★★★☆ レア度 1/8192
ここまでする人、まーいないでしょうレベルの記事
今は無き愛車の思い出を掘り起こし書いた記事になります。
役立ち度は限りなく「ZERO」でしょうが
「ネタ」としては有りかと思います。
どうぞ、最後までお付き合い願います。
プロローグより回想モードにて実況致します。
ミニバン乗ル人、ドンナ人??
ミニバン乗ル人、ドンナ人??
主にファミリー層が多いでしょう。
趣味で多くの荷物を持ち運ぶ方も多そうですが
単にミニバンが好きという理由だけで
乗っている方も居るでしょう。
車で出掛ける際に、気になるのが荷物。
お金持ちは荷物が少ないと言いますが
私はアレコレと道具を持ち歩く
典型的な「貧乏人タイプ」の様です。
そんな訳で、私もミニバンに乗っていました。
プロローグ
車は生活の手段だ☆
20数年程前のことであるが
「サーフィン」をかじる様になり、
「サーフボード」を持ち出す機会が多くなった。
あの頃の、若かりし俺は
快適なドライブライフを手に入れるべく
「奇行」に走ったのであった。
※ロングスケボー遊び「超穴場」紹介にて
サーフィンの「不手軽さ」の説明あり。
「奇行」がもたらした「恩恵」
車の後部座席が究極のフルフラットになる。
→結果、車中泊で熟睡できる。
収納効率が向上する。
→嵩張るボードを下においやることで上部空間が有効利用できるようになる。
収納スペースが増加する。
→純粋に後部座席が無くなった分だけ広くなる。
結果的に快適なドライブと車中泊ライフが手に入った。
そのほか
海辺でバックハッチを空けるとチラリと収納システムが
顔を出し、物珍しさの視線を感じられることや
副産物として、ビジュアルが向上したことも追加しておく。
そして、良いことの裏には
必ずと言っていいほど
「負の遺産」が顔を出す。
取り外した座席を元通りにすることが極めて大変であり、難しい。
取り外した座席の保管場所
座席は座席として機能しない場合、「お荷物」以外の何物でもない。邪魔である。
新車に手を掛ける勇気がなかなか出ない。乗り潰す「覚悟」が必要。
制作にはお金と工数(労力)と「相当の気合い」が要る。
制作物の寿命は3年である(車検)。
とまぁ、デメリットを挙げだしたらキリがない。
所有車について
当時、私が所有していたのは「ステップワゴンRG」。
ステップワゴンRGは、ミニバンの火付け役となった
従来のステップワゴンの箱っぽい形状から刷新され
丸みを帯びた空気抵抗が少ない
「近未来的」なフォルムでデビューした。
モデルチェンジ当初は、その存在すら
知らなかった私だが、ふと駐車場に
停まったその姿を見て
「一目惚れ」してしまったのである。
一目惚れしたステップワゴンRG
こちらが、そのステップワゴンRGである。
ボディーサイズは若干小さかった様だが、
フロントマスクとライトの絶妙な配置や
ライトの形状に加え、
アウトライン全体のフォルム、
サイドボディーのエアラインなど
ミニバンでありながら、スタイリッシュかつ、
まとまりがあるデザインに
吸い込まれてしまったのだ。
新車購入時のテクニック
一目惚れしてから購入までに
そう時間を要しなかった。
早く乗りたい衝動に駆られ翌日には
ディーラー店でセールスマンと対峙していた。
値引き交渉では以下のポイントを押さえておきたい。
車の商談をする場合、基本は2~3車種の
希望をリストアップしておき
※「競合」トークを営業マンにぶつけることで
「値引き」するのが賢いお買い物である。
※競合→他の類似条件の車両を引き合いに出す
この手の話は、他にいくらでも詳しく解説しているサイトがあるので割愛させて戴く。
だが、当時の私は「RG」一択で
引き合いに出す競合車のことなど
考えもしていなかった。
結果的に値引きというものは殆ど受けられず
営業マンには足元を見られたと思われる。
あの、新しいステップワゴンが
欲しいんスけど~キリッ!
ケケケ、カモがネギ背負って来たナ。
値引きビタ一文する必要ないな。
今月のノルマもチョロいモンだぜッ!
ステップワゴンRGにはフローリング仕様があった
私が購入したグレードは、
巧な営業マントークに誘導されたこともあり
3ナンバーグレードを除いた
最上級グレード「GLS」パッケージである。
フローリング仕様は当車のアピールポイント
であった記憶があるが、私はそのオプションを
「付けなかった」。
こちらが「フローリング仕様」である。
【ステップワゴン・スパーダS・RG系】発売期間が短い希少車ながら、未だ根強い人気の理由とは? | 埼玉にある中古車屋のプロが教えるミニバン選択基準より引用
カラーリングも複数あった模様。
オプションを付けなかった理由は
確か7万円アップと値段が張ったことである。
当時の自分には決して「安い」金額ではなかったのだが
このことが「猛烈に後悔」することなろうとは
1ミリも考えていなかった。
高い買い物をする場合にケチると大いに後悔するゾと
過去の自分に鉄槌を喰らわせることは叶わなかった。
購入時のオプションは2つある
車を購入する際に気を付けておくべきことがある。
価格はもちろんのことだが、オプションである。
オプションには、メーカーとディーラーの「2つ」がある。
気を付けて欲しいのは、「メーカー」オプションだ。
ディーラーは後から追加が出来るが、メーカーは契約成約時までに決めておかなければならなく、後付け出来ない。
※つまり、メーカー(工場)は契約時の仕様に基づき
生産を行い出荷まで完了している状態なので、
後からメーカーに戻して追加や改造という訳には
いかないのである。
じゃあ、最初から選んでおけよと言う話だが
既に車両価格で相当な金額が提示されており
更に上乗せとしての7万円は高く感じたのである。
ここが貧乏人としての悲しいサガである。
「安物買いの銭失い」と言う言葉があってだな・・・。
分解記録【逆紹介】
ここからブログの本題
「ミニバンの完全フラット化」を行った制作を紹介したい。
制作の理由は先に説明した「恩恵」を得て、
ミニバンの使い勝手を向上させることである。
なお、この制作工程は残念ながら記録をしていなかった為、
分解&復元した際に撮影した写真を用いて説明したい。
※実際の制作は、この写真を撮影した3年前☆となる。
(おおよそ16年前ぐらの話)
後部座席の取り外し
取り外しは比較的簡単。
座席を固定するボルトを取り除けば済む。
但し、復元を考えると1点だけ注意すべきことがある。
座席には傾斜を調整するレバー(回転式を含む)が
あるが、そのレバーの駆動を伝達するのにワイヤーが
用いられている場合がある(私のはこのタイプ)。
結果的に復元の際にワイヤー機構の
「組み合わさり順や位置関係」が
さっぱり思い出せなくて大変苦労を強いられた。
これ以降、私は分解を行う際に
必ず工程を負いながら写真記録を
取る習慣が根付いた。
座席を取り外した状態の社内
※フロアー(後部)がかなり粉だらけに見えるのは
ユニットを分解した際に出た「オガクズ」である。
新車を汚す勇気が問われるところだ。
収納の基本設計
制作のコンセプトは
「サーフボードを床下に収納できる」ことである。
従って、荷台幅約120cmをサーフボードの
幅+10cmを目途頃に分割する設計とした。
■工法
ある程度ユニット本体を制作してから
車両に設置する方法を採用した。
例えるなら一夜城工法、平たく言えば
突貫工事作戦だ。
寸法イメージとして車両幅を6:4で分割
用途に合わせて要カスタマイズ。
使用材料
■ユニット土台
コンパネ合板 厚み30mm 30cm幅で3枚
木材同士の接合は、L字金具を用いた。
■ユニット天板
フローリング材 2畳程度
本体ユニットの固定
もともとあった後部座席の固定部(四角い金属)を利用した。
安定感を向上させる為に、架台部を支える支柱を補強した。
もちろん、ビスも使用している。
底板の設置
サブスペースへは、スケートボードの収納も考えていた為、
あえて底板を貼っていない。
※柱の出っ張りがストッパー代わりの機能を果たす。
天板の取り付け
天板は脱着のし易さを考え、6分割とした。
取り出し口の設置
運転座席から、収納物が取り出せる様、フタを設置。
固定は「蝶番」で可動式にした。
実使用でこのギミックを付けていて
良かったと痛感している。
(座席の後ろに物を置くことが多い)
ゴミ箱設置用の加工
ユニットの設計寸法を後部座席全体分とした為、
ゴミ箱を置くスペースすら確保できない。
仕方なく、天板に穴を空けユニット自体にゴミ箱を設置。
なんとこのゴミ箱は100円均一のものである。
こんな大がかりなユニットに
100円均一品をベースに穴を空けるとは
なんと浅はかであろうか。
エッジ部のカバー取り付け
ヴィジュアル面と干渉保護の為、
天板の両サイドにアルミ製のカバーを設置。
別に無くても困らないが、あると仕上がり感が
格段に変わるのでお勧めである。
収納口のフタ取り付け
メイン収納口のフタを設置。取っ手も併せて取り付けた。
ここまできたら殆ど終盤。
収納口の仕上げ
収納口のサイドの開口部分を塞ぐ。
隙間や開閉状態を確認しながら、微調整を行う。
これにて「完成」である。
制作費用は2~3万円ほど。
工数は2~3日ぐらいだったと記憶している。
メーカーオプションとの比較
純正仕様が本物の木製か不明だが、
収納を兼ねた完全フラットフローリング仕様となり
さほど謙遜ない出来栄えとなったのでは?
と、とりわけ満足いく結果となった。
画像には映っていないが、
純正の方は後部座席が
サイドに跳ね上げられている。
使用感レビュー
使い勝手は以下の通り。
日常使い △~✖
広い空間が仇となり、後部に置いたものが
とにかく「倒れる」。
加速、ブレーキ、ハンドリング・・・
倒れる、ふッ飛ぶ、横滑る!!
あれ、後ろに置いてあったアレどこだ?
車の慣性力を体感する教材としては優秀であった。
サーフィン用途に特化 ◎~極上
もちろん、「恩恵」そのものであった。
サーフボード収納エリア
フルオープン状態。
車中泊仕様とする為に
常々マットを敷いた状態とした。
これにより、「横滑り」は解消したが
倒れる、ふッ飛ぶ は依然解消できず
「諦めた」。
ハイ、回想モードは以上になります。
最後までお付き合い戴きまして
誠にありがとうございます。
今回は「尖ったネタ」の紹介であり
絶対に真似しないで頂きたい話になります。
真似すると後悔するゾ?
うるさい。こんなん誰得やねん?
もう少しマシなネタ準備して出直して来いよ。
そうだな。
教育が足りなかった。
厳しく指導しておくよ。
それでは皆様、次回作は
愉しんでいただける様、頑張って参ります。
では、では☆
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