今日は、詐欺じゃないけど・・・詐欺みたいなもんじゃん!?
というココロの叫びを聴いてもらいたい。
この世に蔓延る「ハッタリ」の数々・・・。
外側だけ立派に見えて・・・中身が無ぇ~!!!!!!!!
ってコト多くない!? てか、ほとんどそう。
ハッタリは誰得にもならない。
というワケで、今回は外見を中身より良く魅せようとするのは愚の骨頂であるであることココロの声を大にして伝えたい。
但し、俺はJAROの回し者では無いので「暴言」を多用すること容赦願う!
※この記事は個人的な「ココロの叫び」を表すため、挑戦的な表現を使っています。
不快に感じる方にはおススメしませんのでご了承願います。
ハッタリの達人に問う
”ハッタリ” それは威圧のために、大げさな言動や強気な態度をとることである。
はじめに問う。
問わしめる。問い詰めたい。問い続ける。
ハッタリを使って、良く魅せたい理由は何なのよ???
「本当に好かれたいの?」
・・・好かれたいデス。
ん。よろしぃッ。
じゃあ、次の質問は、こうだ!
「何を好かれたい!?」
&〇=%-✖*+$#(”>」
・・・聞こえなぁ~い!!! まぁよろし、次ッ。
「なぜ好かれたい!?」
・・・と、とりあえず損はないじゃん。
あー、ごめん。変なコト訊いてごめんよ (ダメだコイツ・・・)。
誰しも、好き好んで嫌われたいと思わないのが普通なのはよく判る。
俺、嫌われ者ぉ~さいっこッうぅ~!!というドMを除いては。
もとい、「良く・善く魅せたい理由」の根本を考えるコトは非常に重要だ。
簡単な様で、コレが判っていない人、企業、社会は多いと思う。
大事なのは、「誰に」「何のために」「何を」「いつまで」好かれたいのかをクリアにすることである。
詐欺上等!!と思うなら、このページはそっと閉じてもらった方がいい。
そうでなければ、ぜひ続けて読んで欲しい。
初めから中身を晒すべき2つの理由
見掛け倒し、ハッタリは心理学的にも、最終的に実質より「より悪く」劣化したものに映ることがデータとして出ている。
この記事の核心部分なので、ぜひお付き合い願いたい。
① ゲインロス効果
「ゲインロス効果」というものをご存知だろうか?
ここで問題を出してみたい。
以下のうち、最終的に一番「高評価」を得られるのはどれか?
①見た目が良く、中身も良かった。
②見た目は良いが、中身が悪かった。
③見た目は悪いが、中身は良かった。
④見た目が悪く、中身も悪かった。
見た目は第一印象と置き換えて貰って結構だ。
真の勝者は③、勝ち組は「見た目は悪いが、中身は良かった」なのだ。
ちなみに高評価の順に③→①→④→②となっている。
意外や意外、同じ良質な中身であっても、第一印象が悪い方が高評価を得られるという結果。
逆に、同じ程度の悪さでも最初に良いイメージがあった②の方が、最初から悪いイメージのあった④よりも低評価となっている。
早い話、先行した期待と実態のギャップが大きいほど、善くも悪くも振れが大きくなるのだ。
つまり、外見など先行したイメージをアップさせると、その後の結果が普通じゃ満足しなくなるという心理を表している。
いやいや、人は「第一印象が大事」「第一印象で決まる」って言うでしょう!!と反論があるかも知れない。
② メラビアンの法則の誤解
俗に「第一印象は数秒で決まる」とか言われている根拠として引き合いに出されることが多い
「メラビアンの法則」というものがある。
今回の叫び(アンチはったり)と逆に聞こえる法則だ。
この法則を端的に言えば、同じ言語情報でも、伝え方次第で受け手が感じるイメージが変わるとことだ。
そしてイメージの形成割合は、見た目や声色などの非言語情報(視覚+聴覚)で9割を占めるというものである。
例えば、クレームの内容であったとしても、ニコニコ笑顔でやさしい口調で語れば、それほど気分を害していないのかな?と受け止める。
また逆に、お褒めの内容であっても、目が笑っていなかったり、重苦しい口調であれば、まるで嫌味を言われているかの様に感じる様に受け止めるなどのバイアスである。
シンプルに言えば、文字情報にはさほど関係なく、伝え手次第で良い様にも悪い様にも感じるというということだ。
ところが多くの人間が、この法則の解釈で抜けていることがある。
メラビアンの法則は、相手が何を言っているのかよく理解できない段階での判断基準なのだ。
なので、面接や初対面の商談など極々短時間で決まる1発勝負の際にはメラビアンの法則を意識した対応が有効であるが、全てが第一印象で片付くほど世の中は甘くはない。
どこまでいっても、中身が無ければいつかは看過されるのである。
心理学は奥が深く、セールスで使われるテクニックとして【ドア・イン・ザ・フェイス】→断られる前提で大きな要求をする譲歩的要請法や、【フット・イン・ザ・ドア】→小さな要求から徐々に要求を大きくする階的要請法などあるが、ここは「ハッタリ」だけでは厳しいですよという話なので割愛する。
今すぐ止めるべきこと 3選
① 外見・容姿だけを磨くこと
例えばアナタが誰も振り向かない容姿の人だったとしよう(まぁ俺のコトだがw)。
だが、最近のメイク技術はぶっ飛んで凄い。
普段から、「別人」に擬態化しているのは要注意だ。
そんなコトで釣れる相手は、えてして相応のレベルの人間であることが多い。
ハッタリで釣られる様なヤツは、ハッタリと判ったとたんに消えてしまうのである。
ここで、もう一度問う。
アナタは、メイクの上手さに惹かれる人間に好かれたいだけなのか?
別に外見を磨くことを否定はしない。
・・・が、外見”だけ”を磨くことに終始しているのはナンセンス。
メッキはどこまでいってもメッキ。いつかは剥げてくるものだ。
ゴールドメッキされた鉛が、いつのまにか総てがゴールドになりましたなんてことはあり得ない。
取っ掛かりとして、外見から磨いて動意付けさせる意味では良いが、真の目的は中身・コンテンツの質を上げていくことが大切だろう。
そんな中身の良さに気付ける相手こそ、真の価値を理解できる人間だと思うのである。
② 虚勢を張ること
出来ない事を、出来ますッ!! と簡単に言ってしまうヤツは信用を堕とす。
わざわざ、能力不足を隠してハードルを上げた挙句、出来なかった結果の悪さを際立てる「ゲインロス効果」の一番悪い典型だ。
精神論でゴマかすなら、せめて「やります」「やってみせます」に留めておくべきだ。
100% NOとは言わさない真のブラック企業ならともかく、体育会系のノリで何でも「押忍」と言わされてきた「高体力者」は注意が必要かも知れない。
期待値は低く見せ、成果は大きく出す。また、悪い結果こそ直ぐに報告する。コレが能ある鷹の姿なのだ。
③ マウント取り
自分から優位性を自慢するマウンティングほど、痛々しい姿はないと断言したい。
マウント取りを「すっげぇ~!!かっこいいぃ~惚れた」などと思うのは、極々一部の「情弱」のみだ。
今の時代、承認要求が満たされない「可哀そうな人種」として、逆にメシウマのネタとして重宝されるかも知れないが、基本ウザいだけである。
魅力とは口ではなく背中で語るもの。
みずから成果(他人の、または薄っぺらい)をさも凄いコトの様に語る輩の中身は、カラッポがデフォなのだ。
ちなみに、ある職場では本当に漫画に描いてあるかの如く忠実に、マウンティングを行う上司がいた。万人受けならぬ、万人引きされていたが、本人は全く気付いていないのが素晴らしかった。
この様な、反面教師はある意味、自己を成長させる「養分」として温かく転がしてやろう!
あるあるコンナ事 5選
世に蔓延る偽装・誇大・誤認・ハッタリのあるあるを晒してみるゼ。
1.ハイパー上げ底
上げ底の常套手段は主に2つ。
身長と容器だ。
シークレットブーツ?
実はアレ、外見からバレバレだからお勧めしない・・・が、自己満足なら好ッ。
・・・が、容器よ、テメェは赦さねぇぜwww
なんなら、弁当の裏側にも具を詰め込んでくれてもいいんだゼ??
お前はロス効果そのものだ。 空気を最大容量積載して何してんだ??
諸悪の根源、宿罪をすくう器そのものだゾ?
詐欺・・・とは言わないまでも・・・誇大容器・・だよな??
2.フルローンで高級車を購入
真の金持ちは、目的を達成する為の価値を重視する。
金も金を呼ぶ為のツールでしかないというのが基本概念だ。
そこには、金持ちである金の匂いを周囲にまき散らすマウンティングはみられない。
車であれば、ボロボロだろうと動けばよいので、見掛けなど機能性に関係ないものにコダワリは無い。
だが、見栄っ張りの小金持ち&貧乏人は無駄にイイ車に乗りたがる。小金持ちはフツーに購入できるが、見栄っ張りの貧乏人は現金一括に手が届かない。
どうせローンなんだからと、身分不相応な車をフルローンで「借り入れる」ワケである。
もちろん、車の用途は「俺ってイケてるだろ!?」感をアピールすることがメイン。
若気の至りなら許容だが、高そうに見えないベンツ乗りのオッサンがセルフスタンドで並んでいる姿をみると・・・痛いとしか思えないのである。
ちなみに、ローンには金利が乗る。
同じ価値のものを購入するのに余分な金利を払っている概念が無いのも、身分不相応である認識がない所以だ。そんな輩を見たら2~3年後に「軽自動車」に替わってないか見守ってあげるといいだろう。
なんだったら、軽トラックかもしれないが・・・。
3.とある後輩の手口
これは、ほぼ実際の会話である。
どうよ?最近の恋沙汰はよ?
2人、イイ感じです。一人は2●歳、もう一人は2●歳です。
マジかッ!? おま、そんな若い子どうやって釣ったの???
8歳若くサバ読んでます(ニッコリ)。
そんなの会話もズレるし、即バレるぞ!?
いいんです、ヤ〇たいだけなんで(笑)
もう少し、プライドないんかよ~。息を吸うかの様に詐称って・・・。
だって、入り口で門前払いなんですよ?仕方ないじゃないですかー(キッパリッ★)。
まぁ・・・好きにするがイイさ。
結局その後、その後輩は、ターゲットの女性からLINEブロックを戴いたとのことだ。
4.異様にカスタマイズされた顔写真
あれ?・・・人間の眼ってコンナにデカかったけ??
最近の3D技術はスゴい。が、顔写真は2次元アニメに退化している様だ。
まぁ、確かに悪くはない・・・が、逆に似たり寄ったり感がするのは気のせいか???
どれも、これも眼がぱちくりおっきくて、アヒルさんみたいな口がデフォなのか??
もはや違いと言えば、髪型と顔の輪郭ぐらいしか判別できかねない俺はシーラカンスなのか!?
カオスも氾濫すれば平凡になるのが常。
とりあえず今は顔素~、顔ス希ボンヌ~と叫んでおこう (*´ω`*)
最も個性が出る「素ッピン」こそ崇められる時代も、きっともうすぐソコだ。
5.仕方がないもの
生まれながらにして、偽装の権現の地位を欲しいままにしてきた食材がいる。
彼らは、外装パッケージと中身の境目が無い、特異的な存在だ。
それは
らっきょと玉ねぎ。
うすっぺらい様で、最後まで本体が判らない「謎めいた魅力」に溢れている。
まとめ
伝えたいコト。
ハッタリで押し切れるのは一瞬だけだ。
期待をせておいて裏切るなら、初見で実態を晒してナニコレ意外とイイじゃん!!中身で勝負するやり方が最終的な勝者になれると信じている。
最後になるほど~と感じた名言をお届けしたい。
「ひとつの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負い込んだのか滅多に気が付かない。つまり、ひとつの嘘をつき通すために別の嘘を20個考えなければならないということを」
ジョナサン・スウィフト
以上、ココロの叫びとして記事にしてみました。
私自身も、中身が輝く人間を目指して精進して参ります。
最後まで、ご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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